■ さて、前回はさながら ATOK のステマになってしまったので、
今回はIME(日本語入力ソフト)の使い方テクニック論で。
■ IMEによって変換精度の差はありますが、
「変換でその単語の漢字が出てこない」
という悩みであれば、その差を埋められる方法はあります。
それは、
「単語登録」
してしまうことです。
(逆に文脈に応じた同音異義語の候補提示などは
利用者側で改善するのはほぼ不可能です。)
IME自体が、大量に単語を登録した辞書ファイルを
内蔵しているので、これを拡張するだけのことです。
とくに、専門用語などを必要に応じて登録すると
作業効率は格段に向上することでしょう。
ご利用のIMEによって単語登録の行い方は違うので
具体的な方法は割愛させていただきます、、、。
Google先生に
「『IMEの名称』 単語登録」
でお伺いを立てていただければよろしいかと、、。
■ IMEの辞書に登録されていない単語のほかにも
よく使うフレーズについては、
「略語」として単語登録するとよいでしょう。
具体的には、
「いつもお世話になっております。」
というフレーズをよく使うのであれば、
『いつ』
で変換出来るように単語登録しておくのです。
最近のIMEは予測変換機能もありますが、
より確実なのは単語登録しておくことです。
上記ならば二文字目で確実に変換をすることができます。
■ ほかにも、
『めーるあどれす』 や 『めーる』
で、自分のメールアドレスを登録したり、
『でんわばんごう』 や 『でんわ』
で、自分の電話番号を登録しておくとよいでしょう。
よく書いている文字列を洗い出し、単語登録すれば
以降は快適な変換が約束されます。
単語登録という作業は面倒なので後回しにしがちですが、
何度もあることはコンピュータにやらせるのが得策です。
■ せっかくなので、IMEの設定画面を開いてみて
ほかにも自分に役立ちそうな設定がないか
調べてみるのもよいでしょう。
案外、知らない機能が見つかるものです。
多くの人はせっかく保有しているソフトウェアの
ほとんどの機能を眠らせているのが現状なのです。。
今日の【まとめ】
■ 単語登録でIMEの変換精度の一部は補填可能
■ よく使うフレーズは「略語」として登録を
■ 設定画面を眺めて機能を発掘するのもよし