ITエンジニアが論理的に/ロジックでいろいろ考えてみるblog 進化途中なのでいわゆるβ版。

鉄道に見る行き詰まったときの対応法。

2013.01.31

スケジュールというものを考えるときに、世界一緻密で正確だと称される鉄道ダイヤを考えてみるのも一興かもしれません。

鉄道の遅れに対して最初に発動されるのが「回復運転」です。ダイヤには余裕時分があり、常に制限速度いっぱいで走っているわけではないので、回復運転で多少は取り戻せるのです。端的に言えば、「がんばってなんとかする」という選択肢です。当然、そのがんばりには限界もあり、限界を超えてがんばると悲惨な事故が発生するのは過去の歴史が教えてくれます。

がんばってダメならどうするか?少なくとも部分的に「あきらめる」のです。

部分的にあきらめるという選択肢は、「間引き運転」で実現されます。意図的に運休する列車を作るのです。間引き運転の形態変化として、優等運転(特急・急行)の取りやめや相互直通運転の取りやめなどもあります。緻密に作られたダイヤが崩れるとボトルネックとなる箇所で遅れを増大させたり、ダイヤの正常化を阻むことになります。ゆえに多少はあきらめて、ある程度の輸送を維持しつつ回復に努めるのです。

にっちもさっちも行かなくなると、よりハッキリとあきらめることになります。すなわち「運休」です。事故等の理由が無い限りは長時間にわたって全区間が運休になることはありませんが、トラブルの発生直後は「抑止」という形で実現されます。一般的には「運転見合わせ」と案内されます。復旧に時間がかかる場合などは、折り返し運転など「区間運休」に切り替わるわけですが、湘南新宿ラインのように「全線運休」が発動されやすい部類もあります。

いずれにせよ、あきらめるということはお客様に迷惑をかけることであり、鉄道会社への直接的・間接的な金銭損失を生じさせることです。それでも、いったんはあきらめた方が早い回復が見込めるからこそ、あきらめて血を流すのです。もちろん、中にはどうしようもなくなってのあきらめも混じりますが。

つまり、行き詰まったときには仕切り直しが必要だよ、ということです。


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