PCの再構築を楽にするために、データと環境を分ける。

未分類

職場のPCが頻繁に再起動するようになり、交換・再構築に難儀している筆者です。

せっかくなので、PCの環境をどうしておくのがよいのかを考えてみようかと思います。

 

基本路線としては「データと環境を分ける」ということではないかと。

データというのは、いわゆるファイルです。WordだったりExcelだったりテキストだったり。たいていはフォルダにまとめられているでしょう。Windowsならマイドキュメントの中身といってもいいでしょう(マイミュージックなども同様)。メールをローカルに受信している場合も、メールが保存されているフォルダはメーラごとに決まっているのでそこにデータファイルがあります。この辺はソフトによって少し違いますが。

環境というのはアプリケーションとOSを含めた各種設定です。どのようなアプリケーションをインストールしておくかと、OSのメニューの表示をどうするかとか、アプリケーションの細かな設定をどうするかといったことです。設定に関してはある程度バックアップできるソフトもありますが、OSの設定などはそれ自体が不具合の元凶のなっていたりするので仮にバックアップ可能であったとしてもすべてを日々バックアップしてそこからリカバリするのは考えものです。そうなると環境部分はあるていど再構築せざるを得ません。

そうなると、いかにデータ部分に必要なものを寄せていくかということになるでしょう。データはマイドキュメントなどのフォルダに入れておくよりは、別なHDDだったりNASの中に入っていればPCの交換やOSの再構築が入ってもデータには一切触らなくてすみます。Windowsはマイドキュメントの実体をどこにするかは設定で変更できるので、そういう機能を活用するのもいいでしょう。

ちなみに企業で活用するのは情報セキュリティの観点から難しいでしょうが、先日紹介したDropBoxやSugarSyncを使っておくと、再設定するだけでファイルはクラウドから勝手にダウンロードされてしばらくするともとの状態に復元されるので、個人ではそういう機能を活用するのもいいかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました