データの保存はテキスト?データベース?【その1】

未分類

昨日の記事ではPCの環境を再構築しやすくするために、「環境とデータをわける」という話を書きました。

とはいっても、なかなか難しいもので結局PCの再構築をすると丸一日かかってしまうのが筆者の現状なのですが。不具合の含まれた環境は戻さず、不具合のない(筆者にとって)都合のよい環境だけリカバリできないかなぁというのは無理な相談なので。

 

さて、そもそもデータってどんな形式がいいんでしょうね?というのが本日のお題です。今回は、音楽や動画などのマルチなメディアは含まないことにします。先にいっておくと筆者は「ビバテキスト派」です。

まず、アプリケーションに依存するバイナリ形式は論外と考えます。MS Officeでいうと2003までのdocやxlsという拡張子のついたファイルはバイナリファイルなのでWordやExcel、それに準ずるビューワなどがないと中を見ることは出来ません。編集はもちろん専用のアプリケーションということになります。MS Officeでも2007以降のバージョンは拡張子の最後にxがつくようになりました。このファイル形式はXMLファイルをZIP圧縮したものです。したがって、拡張子をzipに書き換えて解凍ソフトで解凍すればXMLが書かれたテキストファイルを取り出せます。XMLのタグはついていますが中身もメモ帳などテキストエディタで確認することが出来ます。

XMLも広義のテキストファイルと筆者は考えています。タグを取り除けば完全なテキストになるからです。Webを構成しているhtmlはXMLほど厳密なタグ付けになっていませんが、テキストをタグでマークアップしたという点では同じです。テキスト、特にASCII文字と呼ばれる文字(アルファベットと一部の記号)は昔からあるのでそれだけテキスト処理に関するツールやテクニックも豊富です。環境・時代に依存せず加工しやすいのがメリットです。xlsファイルが30年後に読めるかどうかはわかりませんが、txtファイルが読めなくなることはまずないでしょうから。

 

さて、筆者はテキスト派なのですが、「データを格納するといったらデータベースでしょ」という人たちもいるのではないかと思います。筆者の職場にはとりあえずDBに突っ込めばなんとかしてくれるデータベースマスターがたくさんいらっしゃるので、DB派な皆さんに「DB派に改宗したほうがよい?」かを聞いてきて明日の記事にしたいと思います笑

(なお、取材が難航した場合は明後日以降の記事になりますのでご了承ください。)

タイトルとURLをコピーしました