勝負とは外堀を埋めて無血開城を促すことが肝要なのでは?

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歩いているとblogのネタが思い浮かぶことがよくあるのですが、今日も買い物の帰りに思いついたのそれで一筆。

 

最近、「この人すげぇなぁ」と感じる人に共通していること、それは「事前に外堀を埋める」ことに長けていることだと気づきました。

外堀を埋めるとだけいうと抽象的ですが、例えば「根回し」があります。決定権をもつ人間をあらかじめおさえておく。この行為はよく、日本の政治に見られ批判の的になるようですが、ビジネス書で読む限りにおいては海外でも日常的に行われることのようです。というか、人間が決めるんだから当たり前に行われるはずですよね。

もう一つの外堀を埋める行為に、「コンティンジェンシープランを持っている」ということがあります。根回しをしてみたところで、土壇場ひっくり返されることが無いとはいえません。そんなときでも生き残るためのプランがコンティンジェンシープランです。日本人というか、日本の組織はコンティンジェンシープランを作ることが出来ません。歴史的にみても拭いがたくその傾向があります。「この計画が失敗したときの事を考えるということは、貴様はこの計画が失敗すると思っているのか!」なんて思想が戦時中にもあったようですが、あら不思議、原発でもまったく同じ事が起こっているわけです。

ゆえに、日本の組織は根回しだけはしっかりするけど、それが不測の事態でひっくり返されたときにどうしようもなくなるのではないかと。

 

ということは、十分な根回しとコンティンジェンシープランを策定という外堀の埋め方をすれば、物事をスムーズに進めることが可能なのでは?という命題に行き当たります。

では、この命題を実践してみることにしましょうか。現在、仕込みの段階にあるとある計画にコンティンジェンシープランを策定することにしましょう。そして、一石でかい石を投じてみようと。

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