■ 「検索」を有効活用するというテーマは
本誌面でも何度か取り上げていますが、
今回は文章執筆時のお話です。
特定の文字列を探すという行為は、
文章を書いている段階ではほとんど発生しませんが、
校正の段階になると、表記揺れや誤字を探す
必要に迫られることが多々あります。
もちろん、目で探すのも解決策ですが、
そこはコンピュータの力を借りたいところです。
■ テキストエディタでもWordでも、
およそ文章を書くことができるソフトには
「検索」と「置換」
機能が搭載されています。
「検索」機能を使うことで、
人間の目に頼らず所望の文字列を確実に
探すこと出来ます。
さらに、「置換」機能を使うことで、
探し当てた文字列を簡単に置き換えることが
可能です。
「一括置換」というボタンを押せば
対象が何十個でも何百個でも一瞬にして
置き換えてくれます。
(※検索条件を間違うと意図しない置換が
発生する点は要注意ですが、、)
「同じ処理を正確に繰り返す」というのは
コンピュータの最も得意とすることですから
是非とも使いこなすようにしたいものです。
■ 使いこなせるようになるには
練習が必要であり、
ついつい目で探したくなりますが、
そこは投資と思ってぐっと我慢です。
今日の【まとめ】
■ 検索する力は文章執筆時にも役に立つ
■ 「検索」や「置換」は文章校正で力を発揮する
■ ついつい目で探したくなるのをこらえて練習を
【IT論考β】 「検索」と「置換」を使いこなして時短へ。[#273]
