■ 交通業界には「4時間の壁」というのが
あるそうでして、
移動時間が4時間を超えるか否かで、
飛行機と新幹線のどちらが選ばれるかのシェアが
逆転するようです。
新幹線で東京から西へ向かう場合には、
東京〜広島が4時間をわずかに切るようです。
北へ向かう場合は新青森までは3時間強です。
北陸方面も新幹線が開通して十分3時間圏内です。
■ 飛行機を選ぶか新幹線を選ぶかは
移動時間もさることながら、
時間に対するコントロール権が
どのくらいの間失われるかも加味するのが
よさそうです。
新幹線の場合には至ってシンプルで、
乗ってから降りるまでの間は車中に留まる
という点を除けば基本的に自由です。
通信機器も自由に使えますし、
シートベルトをする必要もありません。
最近は電源も確保出来ますし、
携帯電話の電波も入るので仕事をすることも
可能です。
飛行機の場合には搭乗時間は短いものの
搭乗中はかなり制約を受けます。
国内線の場合には相対的に離着陸に関連する
時間が長いので、
搭乗中の実質何も出来ない時間が相応の割合に
なります。
その変わり、前後の空港までのアクセス時間
については自由が効きます。
■ 一長一短ありますが、
まとまった時間をとって何かをするのであれば
新幹線の方が生産的な時間に出来そうです。
移動時間と割り切ってしまえば、
飛行機の方が早く着くケースはあるでしょうが…。
今日の【まとめ】
■ 4時間を境に新幹線と飛行機のシェアは逆転する
■ 新幹線は車内に拘束される以外は自由時間
■ 飛行機は時間は短いもののより強く拘束される