世の中は弱肉強食。

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iPhone擁するAppleとAndroid陣営の一角であるSamsunが世界中で訴訟を繰り広げているのは有名な話です。スマートフォンのシェアとしては、両者で過半を占めるようです。激しいバトルをしている両者に対して元気のない日本のメーカー。その謎を探ります。

日本人は働き過ぎだ、というのがこれまでの世界の常識でしたが、それもいまや昔。すでに統計的にも突出して日本人が働き過ぎているという状況にはありません。統計にはいわゆるサービス残業は含まれていないでしょうから、もう少し働いているという主張はあるでしょうが、一方で労働生産性が低いことも事実。つまり、仮に長く働いていたとしても大きな成果は出ていないのです。

逆に考えると、会社には行っているが大して成果を出していない社員がいる可能性が高いとも言えます。日本で正社員が解雇されるのは会社が破綻するかどうかという時だけですから、少々成果が出ていないからと行って正社員がクビになることはありません。

Samsunが強烈な成果主義なのはよくメディアでも取り上げられます。成果が出なければクビになる。もちろん一次情報ではないのでどこまで本当か分からない、という問題はありますが、それなりに確かだという仮定のもとで読んでいると、「ここまでやるのか。。ついていけなさそう。。」と筆者は感じてしまうほどに猛烈です。

そして、最近Appleの特集記事を読んだのですが、Appleも同じようなのです。世界市場でバトルを繰り広げている両社なので、当たり前といえば当たり前なのですが、Appleも別にスティーブ・ジョブズ氏のカリスマ性だけでここまで大きくなった訳ではないということです。いまのAppleのサプライチェーンを作り上げたのは現在のCEOであるティム・クック氏だといういうのは有名です。

サプライヤー(部品供給メーカ)に対する厳しい要求などを聞くと、「ちょっとひどい」とも思えますが、それをやらなければ自社が落ちぶれてしまうと言うことでしょう。実際、サプライヤーからは「日本のメーカーはぬるい。あれでは世界で負けるのも当たり前」という声も聞こえてくるとか。

資本主義が弱肉強食な世界であることは間違いないのですが、この先どうしていくべきなのかはまた難しい問題です。

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