■ WordやExcel(に限りませんが)を使う人なら
誰しも一度は通る罠に、
時間をかけて作った書類がパソコンの
フリーズで全部飛んだ…、、
というものがあろうかと思います。
下手をすると丸一日分の仕事が消えてしまった
なんて話も時々聞きます。
そういった体験をすると、多くの人は
頻繁に保存をするようになります。
(実際には定期的な自動保存機能があるので、
それを適切に設定する方がよいかもしれませんが)
この場合、失うのは「作業中」のデータです。
失って痛いことには変わりはありませんが、
まだ取り返しがきく分だけマシです。
■ 問題となるのは「完成した」データの取り扱いです。
つまり、個人ならパソコンの「ドキュメント」フォルダや
スマホのアプリデータとして保存されているものです。
これが万一失われると莫大な労力をかけて作り出した
成果が一瞬にして無に帰すことになりかねません。
ビジネスの場合には金銭的損害が発生可能性も大です。
IT機器のデータ記憶域はいつか壊れるモノなので、
バックアップというのは絶対に必要なのですが、
かなしいかな、人間というのはこういう部分を
おろそかにしがちです。
(面倒だったり、お金がかかったり、その理由は
様々ですが…。)
そして、データをロストしたときに呆然とするのです。
世の中にはデータのレスキューサービスも
あるにはありますが、100%の復元は望めません。
まして、暗号化したデータの場合には復旧は
ほとんど不可能です。
そうならないためにも、
日ごろからバックアップは行っておきたいところです。
Macであれば、TimeMachineというバックアップ機能が
標準搭載されているので、これをオンにしておきましょう。
iPhoneやiPadであれば、iCloudへのバックアップを
オンにしておけば安心です。
(設定>iCloud>バックアップ をオンに)
バックアップの設定が簡単にできるのも
アップル製品の特徴です。
WindowsやAndroidの場合には、
バックアップ用のソフトを別途用意するほうが現実的です。
■ 万一のことまで考えて、使うツールは選ばないと行けませんね。
今日の【まとめ】
■ データのロストは思いがけないときにやってくる
■ 被害を被らないためにはバックアップは必須
■ バックアップの容易さというのもツール選びの基準に