運も実力のうち?

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「運も実力のうち」という言葉あります。世間ではかなり有名ではあるものの賛否が分かれる言葉です。筆者は条件付き賛成の立場です。

 

「運も実力のうち」という言葉が使われるときには何らかの成果・成功を意識しているはずです。よって成果や成功をもたらすのに運というのがどういう役割なのかということとほぼ等価と筆者は考えます。

 

成果や成功をもたらすとき、そこには運があるかないかで結果は大きく変わると考えています。ただし、その運をたぐり寄せることができるかどうかは、日々の努力にかかっているというのが筆者の立場です。

ニュートンがりんごの落下をみて万有引力を考えついたという逸話を考えてみます。(それが事実だったかは諸説ありますが)

彼はなんの下地もなくそういったことを考えついたわけではないでしょう。ニュートンの眼前でりんごが落下したのはある種の運です。ですが、常人なら落下するリンゴを見ても万有引力などに思い至るはずがありません。

あるいは、ベンゼン環に思い至ったケクレも同様でしょう。有名な蛇の夢を見たのは運だと考えますが、そこからベンゼン環という着想を得るのは常人には無理なことです。

 

努力をしても報われることなく、誰にも知られずにいきている人・生きた人も多いであろう中で、そういった着想に恵まれたのは運をたぐり寄せることが出来たからでしょう。

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