精神的な谷間をどう渡りきるか。

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組織というものに属すようになって、「組織と個人」について考えてしまう機会が非常に多いです。いろいろと思うところはあるものの、まだ自分の中での統合もできてませんし、裏付けもないので疑問レベルにとどまっているのですが。(どこかで、ドラッカーの著作を読んでヒントを得ようとは思っているもののなかなか手が回らず。)

 

先日どこかで目にしたのですが、「人間には感情がある。組織に感情はない」という主張がありました。確かにその通りかなぁと思います。

組織を構成しているそれぞれの個人には感情はあるのですが、組織という枠組みに感情はありません。

システム屋さんとしては、この感情のある・なしは、重要なキーです。システムを使うのも作るのも人間です。つまり感情がある。しかし、システムが稼働する計算機には感情がない。どちらも一長一短あるわけです。感情があるからこその伸びしろが期待できる一方で、感情がないものは常に一定のことしか行わない。

 

ここをどう考えるかというのは、どこか組織と個人の話にも通じるような気がするのです。

組織は、淡々とコンスタントに成果を出すことが求められます。一方で、その組織を構成する人間には感情があるので、命令を出せばコンスタントに出力が出てくる存在ではないわけです…。

つまり、感情に波がある以上、アウトプットに波があると…。

そこに対して、コンスタントにアウトプットを出すことを是とする組織には、個人はどう対応していけばいいのでしょう。まだ答えは見えません。

まぁ、単純にいまがある種の感情の谷間だから思うことなのかもしれませんが。

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