入社5年間と10000時間。

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肩こりを癒やすために、お風呂につかりながらを読んでました。

まだ、2章までしか読んでいませんが、入社5年間が非常に重要だと。それは、毎日6時間を5年続けると10000時間になることから、概ね入社5年でその分野のエキスパートとなるからとのこと。(雑務等があるから自分の専門業務をできるのは1日約6時間と著者は述べています。)
世界レベルで活躍できるようになるのは、どのような分野においても10000時間の鍛錬が必要だというはなしを最初に読んだのは確か、天才! 成功する人々の法則だったような気がします。10000時間という途方もない時間の積み重ねがエキスパートを生むというのに妙に納得した記憶があります。

さて、本書では入社5年間で10000時間と言っていますが、おそらくそれはサムスンだから当てはまる話ではないかと。大方の日本企業では入社後の数年間は下積みととらえ、雑務や研修に時間が割かれ、業務も専門性が高いとは言えない下働き的な内容が多いのではないでしょうか。真に専門性が求められるような働き方を求められる新入社員は少数派でしょう。となると、同じ30歳の社員でも日本企業とサムスンではビジネスにおける能力は相当に差が付くのではないでしょうか。
サムスンのような弱肉強食的な文化で働くことを、いまの日本の若者が望むかという問題はありますが、グローバル化する経済で日本が生き残っていくときに参考にすべき点はあるような気がします。

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