1を聞いて3ぐらいを理解する。

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昨日の記事に関連した話題。

様々な知識が脳内で有機的なつながりを見せてくると、新たな知識の習得の効率も上昇するように感じます。

1の情報を提供されたとき、周辺情報を持っていない人は1の情報を理解するどころか0.8や0.5の理解にとどまります。それは、はじめて学ぶ領域のテキストを読んでも一見ではすべてを理解できないことを考えればごくごく当たり前のこと。それが、日常の世界でも起こっているだけです。

それが、ある程度その領域に精通してくると逆に、0.5~0.8を聞いた段階で1を理解することも可能になってきます。話がすべて終わっていない段階で、「あぁ、そういうことか!」という発言をする人はおそらくそのような状態にいると理解できます。

そして話題となっている領域と周辺領域の知識が脳内で有機的なつながりを見せてくると、1を聞くとそれを周辺領域と絡めて解釈することで聞いてもいない情報まで推測が及び、そこにまた有機的な知識のつながりが生まれる感覚を感じることがあります。おそらくこのとき脳内では無意識のうちに知識の抽象化と具体化が行われているのでしょう。こうなってくると、1を聞いただけ2や3を理解できるので理解度は加速度的に上昇していきます。つまり学びの効率が上昇する。

それが極限まで高まると、まさに「一を聞いて十を知る」状態となるのでしょう。早くその領域へとたどり着きたいものです。

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