【新人SE応援企画】英語読める? 読めるだけでできるSEになれるよ!

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新人SEに送る心構えその2。今日は英語の話です。

英語は読めるようになった方がいいです。書けなくてもしゃべれなくてもいいので、とりあえず読めるようになりましょう。

 

近年は経済のグローバル化だの、事業のグローバル化だのいわれているので企業も英語力を社員に求めています。しかし、今日の主張はそういうものとは関係ありません。英語が読めるということは、ドメスティックな環境でも十分に戦力になります。というより、業界がドメスティックであればあるほど強力なそんざいになります。

 

現状のIT技術はほぼすべてがアメリカ発祥です。また、ハードウェアやOS、ミドルウエア開発の本拠地もアメリカです。したがって、ドキュメントはまず最初に英語のものが作られます。翻訳されるのはしばらく立ってからです。解説書の類いも英語で書かれたものは多いですが、翻訳されるものは非常に少ないです。

一度本屋に行って、仮想化に関する本やWindows7を企業でエンジニアが展開するための解説書の数を数えてみてください。仮想化の市場は年々広がっていますし、Windows7を導入している企業やこれから導入しようとしている企業は非常に多いです。にも関わらず、それらに役立つ日本語の書籍は両手で数えるほどしか書店にはおいてないことがほとんどです。「10日でわかる~」系のプログラマ向けの本やコンシューマ向けの「わかる!Office~」系の本が本棚を占拠しているのと比べればその差は歴然です。

一方で、Amazon.comで検索をしてみると企業のエンジニアを対象に書かれた書籍は日本の数倍から10倍程度は見つかるでしょう。そういった本の一部は日本語に翻訳されて出版されますが、タイムラグがありますし、絶対数が少ないです。

 

このように、多くの現場で使われている製品に関する技術書であっても英語のものが多いという現状があります。ベンダーのドキュメントでもものによっては英語のみでの提供になります。つまり、より細部にわたるような情報だったり、ニッチな情報は英語でしか得られないのです。

したがって、英語が読めるだけでほかの日本人SEが知らない情報を先んじて得ることができます。情報化社会においてこのことのもつ意味は大きいです。他の人が知らない技術情報をもっていれば現場のSEとしての活躍の幅は広がるはずです。

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