最近は一気にWifiスポットの数が増えてきました。しかしネット上では結構賛否両論なようで…。
急激に増えているWifiスポットはスマートフォンの増加が要因の一つ。スマートフォン利用者はガラケーの数倍から10倍程度の通信を行うため、通信業者（キャリア）の回線を逼迫させる要因となっているのは周知の通り。キャリアは目先の通信料収入のためにスマートフォンの拡販をして、自らのインフラを逼迫させ、結局新たな設備投資が必要になるというスパイラル中。増加した通信をオフロードするための方策がWifiスポットです。３G回線の通信をWifiを経由して固定回線へと流入させることで３G回線の逼迫を和らげようというもの。そのため、iPhoneを数年前から扱っているSoftBankをはじめ、auやドコモも急ピッチでWifiスポットを拡大中です。
Wifiは早いと通信業者はいうものの、実際はそうでもないことも多いようで。Wifiスポットは多くの人が集まる場所に設置されることが多いので、混雑により回線速度が十分に出ないことがあります。また、最近普及しているWifiルータの電波と干渉して遅くなったり、Wifiスポットのバックエンドにある回線の速度が十分でない場合もあります。
より安定した品質のWifiスポットが十分に普及すればよいのですが…。