2013-03

IT

ネット上の足跡からその人の嗜好が暴かれる時代。

企業に個人情報を与えることについては、過去に「ポイントカードに見る人間心理の不合理。」でも触れていますが、現代においては悩ましい問題です。最近はSNSが流行っていますが、そんなSNSのひとつFacebookについて次のような指摘があるようで...
ほぼエッセイ

最近のエントリにキレがないたった一つの理由

タイトルははてブっぽい感じで、少しまじめはなしを。カテゴリは「ほぼエッセイ」ですが、完全エッセイです。十八番にキレがないこのblogのキモは具体と抽象のエレベータです。非常に具体・個別な事象から何らかの教訓・見解を引き出して抽象化し、それを...
思考

フラットになったといいつつ情報格差は大きいわけで。

トーマス・フリードマン氏の「フラット化する世界」で指摘されているように、インターネットの普及と中国・インドの台頭で世界の経済は一体化しつつあります。一国の危機が世界を巻き込んでしまうことはここ数年で十分に示されています。一方で、「フラット化...
IT

デジタルとアナログの融合にむけて

当blogでは「デジタル・アナログ」の二項対立でエントリを仕立てていますが、最後はアナログに帰着させることがほとんどです。先日も、意外と進まないデジタルへの転換。 というエントリを書きましたが、@ITに次のようなニュースがありました。「紙」...
IT

もはや性能を気にしてPCを買う必要性が薄くて…。

筆者は大学では情報系の学科に所属していたので、学生時代にはよく「パソコン買おうと思うんだけど、なにがいいかな?」という相談をうけた記憶があります。いまは周囲にいるのはSEがほとんどなのでほとんどなくなりましたが。そもそも、もはやパソコンを買...
評論

日刊であることがむしろ足かせに見える新聞。

ビジネスパーソンなら日経新聞ぐらい読むべき、という風潮があります。新入社員の研修用にと日経新聞の購読と日経TESTをセットにしたプランが用意されるほどです。しかし、いまの情報化社会において必須なのかというと疑問です。インターネットが登場する...
IT

コミュニケーションツールとしてのITはむしろ有害?

前回、「怠惰な精神をもつことが成果をあげる鍵となる時代。」でこれからの労働者にはITが重要だと主張した舌の根も乾かぬうちに、今回はITはむしろ有害なのではないかと考えてみます。ITが企業内で浸透し始めた頃、果敢に抵抗したおじさま方ですら今や...
IT

怠惰な精神をもつことが成果をあげる鍵となる時代。

エンジニアたるもの勤勉そうに見えてはだめで、むしろ怠惰であるべきだろうと思っています。この場合、勤勉というのは、ルーチンワークであってもそれを厭わずコツコツと日々継続的に行えることを指しています。そして怠惰というのは、ルーチンワークに対して...
思考

大事なのはプロセスなのか結果なのか。

「政治は結果責任」と辞任の際に仰った総理大臣がいましたが、基本的には世の中は何でも結果責任です。そもそも自然界が弱肉強食ですし。学校教育においては「がんばったね」とそのプロセスを評価してもらえることも多く、おそらくはプロセス重視にしたいと教...
思考

日々の解釈(意味づけ)の繰り返しが大きな差となる?

ビジネス書や自己啓発書によく出てくる逸話に次のようなものがあります。ある未開の地に二人の靴を売るセールスマンが行きました。現地の人々はみな裸足で生活をしているのを見て二人のセールスマンはこう言いました。A:「ここでは誰も靴を履いていない。靴...