思考

思考

価値観が多様化していることで、情報のSN比は悪化している?

■ 通信の世界では伝送したい情報に対する  ノイズの割合をSN比という形で表現します。  SN比が良いといえば、ノイズが少ない情報  と言うことですし、  SN比が悪いといえば、ノイズの多い情報  と言うことになります。■ この考え方を転用...
思考

アナロジーが必要な時代

■ 知識労働者の主たる生産設備は頭脳です。  アウトプットの種類はいくつかありますが、  アイディアというのもその一つです。  新しい視点が求められる、  あるいは、  既存の視点では頭打ちになる  そんな場面はビジネスでは多々あることでし...
人生

習慣とはある種のレバレッジ。

■ 筆者もよく使う単語に「三日坊主」という  のがあります。  長く続きしないことの例えとしてよく使い、  習慣化に失敗することを「三日坊主で終わった」  などと表現しています。■ 新しい習慣を身につけるという事は、  今までの習慣を捨てる...
思考

知識資本の時代とは世界観を売る時代?

■IT業界のよくある話として、システムがほぼ出来上がった段階でお客様から多数の要望が出てくる、というものがあります。ITシステムの仕様を決め、コーディングを行い、プログラムができあがった段階でお客様に見せると、 「ここもっと○○にならない?...
思考

いろいろなモノが不可視化されていく時代。

筆者は、ときどき目に見える資産とか目に見えない資産という言葉を使っています。この表現を使うと「金融資産は貯金していたり電子化された株券なら目に見えない」という考え方も出来なくはありません。しかし、それは筆者の意図しているところとは違います。...
思考

瞬時にプラットフォーム的要素をみつけてPの量を調節せよ。

 何事かを成したいと思いつつも、さしたる成果もあがらず悶々とした日々を過ごしている人は一定数いるように思われます。しかし、成果をあげられない人の中にはそもそも「動いていない」人も少なからずいるようです。動かなければよい結果も悪い結果も出ない...
人生

だいたい「決めた」と思ったならば、まったく「決めていない」と考えるべし。

世の中には、何を決めるかも決まっていない会議などという笑えない会議も存在するようですが、今回は集団ではなく個人の意思決定がテーマです。つまり決断について。何かを決めるとき、それが重要な決断であるほど人は悩むものです。やるべきかやらざるべきか...
思考

お金で時間を買うことはできても、歴史は買えない。

日々の活動に必要なリソースのうち、貯めることも出来なければ借りることも出来ないのが「時間」です。貧富の差に関係なく1日24時間は平等です。ただし、金銭的に余裕があればある程度は時間を購入することは可能です。例えば、家事の代行サービスやクリー...
思考

バックグラウンドの知識量が情報の密度の濃さに影響を与える。

Google先生の登場によって、単に脳何に知識を蓄えておく価値というのは相対的に減少しました。何でも知っている「歩く百科事典」のような人が重宝されたわけですが、いまはスマホという百科事典をみなが持ち歩いているような状況です。そのようなわけで...
人生

時間はフォーカス投資でいいんじゃない?

投資の世界には「アセットアロケーション」という言葉があって、資産をどのように配分するかを考えるのが重要な事項の一つです。ただ、一般的にここで資産といわれるのは金融資産のことであって、そのほかの資産(リソース)についてはふれられません。そもそ...