思考

ほぼエッセイ

時間を源泉(?)で徴収してしまう。

年末ということで企業にお勤めの方なら年末調整が行われて、手元に源泉徴収票が配られている時期かもしれません。源泉徴収、別名「天引き」というこのシステムの破壊力たるやすごいものがあります。本来ならば、収入を計算し、そこから所得を導き出したうえで...
ほぼエッセイ

思考習慣が変わったときがパラダイムシフト

習慣というと日々の「行い」というイメージがありますが、「思考」のクセというのもある種の習慣です。むしろ、こちらの方が成果に与える影響は大きいかもしれません。そうそも、行動習慣というのはどうやってみにつけるのかというと、何らかの意図、つまり思...
ほぼエッセイ

「主観」を大事にするもうひとつの理由。

先日のエントリ、「自分のことは自分が一番よく分かっている」?では、「主観」を「客観」に先立たせた方が幸せに生きられるのではないか?と結論づけました。今回は少し違う観点で理由を考えてみます。人間一人の持ちうる力など高がしれていますから、なにか...
思考

チャンスは準備している人にしか巡ってこない。

若干、釣り気味なタイトルですがこれは世の不平等を指しているのではありません。世の中がまったくもって公平平等などとはいいませんが、不平等に見えることが本当にそうなのかは一考の余地ありです。 多くの事柄において成長というのは指数的な増加をたどる...
思考

非同期型コミュニケーションの方が同期型よりも適している場合。

さて、前回の「論説文と二項対立。〜それは白にも黒にもなるもの〜」で宣言したとおり、「同期型と非同期型が選択可能なら、同期コミュニケーションを選ぶ。」の結論に相反する論説文を書いてみます。 元々は同期型と非同期型のコミュニケーションなら同期型...
思考

論説文と二項対立。〜それは白にも黒にもなるもの〜

前回は、「同期型と非同期型が選択可能なら、同期型コミュニケーションを選ぶ。」というエントリを書きました。このエントリに限りませんが、当blogではよく出てくる「二項対立」について少し書いてみたいと思います。このblogに書かれているほとんど...
ほぼエッセイ

「自分のことは自分が一番よく分かっている」?

ときどき「自分のことは自分が一番よく分かっている」というのが本当かどうかについて、論争が起こります。この議論は収束を見ないことも多いのですが、それもそのはずどちらも一面的には正しいからです。というのもモノの見方には、「主観」と「客観」のふた...
ほぼエッセイ

何かをやめるときは余剰リソースの振り向け先を決めておけ。

世を見渡すと、何か新しいことを行うときに何かを行わないことを決める事例は少ないようです。政治家の公約でも社長の年頭挨拶でも「○○に力をいれます」とは言っても、「そのかわり××はやりません」というのは聞いたことがありません。しかし、特に時間と...
ほぼエッセイ

論理的思考能力もいいけれど、抽象思考能力もないと厳しい?!

ビジネスパーソンに求められるスキルのひとつに論理的思考能力というのが、よくあげられます。異なるバックグラウンドを持つ人々を説得するためにはロジックの力が不可欠なので、確かに必要な力ではありましょう。しかし、あわせて持っておきたい力があります...
ほぼエッセイ

学びの場においては、場の熱量も大事。

近年は朝活がはやるなど、社会人も積極的に学ぶことが多いようです。勉強会やセミナーといったものも沢山存在し、個人がそういったものに参加するのも珍しくはありません。 ひとくちにセミナーといっても、セミナーの内容も玉石混淆ならば、お値段の方も玉石...