【IT論考β】 テザリングを活用する際にはSSIDに気をつけよ。[#285]

IT

■ 最近は無線LAN(Wi-Fi)が使える場所も
  増えており、
  
  ものすごい数のアクセスポイント(AP)
  を街中で検知することがあります。
  
  集合住宅ではそれぞれの部屋に住人がAPを
  設置しているので隣人のAPを検出することも
  しばしばです。
  
  
  APを識別するためにSSIDというものが
  使われます。(=AP名のようなもの)
  
  無線LAN対応端末が検出するのは
  APに設定されたSSIDです。
  
  
■ SSIDは端末の機種名とランダムな文字列が
  初期値になっていることが多いようです。
  
  これは任意の文字列に変更することも
  可能です。
  
  
  ところで、スマートフォンなどの
  テザリングでもSSIDを使ってWi-Fi
  接続が可能です。
  
  このとき注意が必要なのはiPhoneで
  SSIDとして「iPhoneの名前」が採用されます。
  
  iPhoneのセットアップウィザードに
  したがって設定している場合、
  
  「○○(←フルネーム)のiPhone」
  という表記になるのです。
  
  
  つまり、なにも考えずにテザリングを
  有効にすると
  
  周囲の人からは
  「○○さんがこのあたりでiPhoneを使っている」
  と認識できることになります。
  
  
  実害があるかというと微妙なところですが、
  意図せぬ形でフルネームを配信していた
  というのは避けたいところです。
  
  設定メニューの中から
  一般>情報>名前
  を選択することで変更出来るので
  必要に応じて設定するのがよいでしょう。
  
   ※USB・Bluetoothでのテザリングに
    制限するという解決策もあります。
  
  Androidの場合には比較的わかりやすい
  設定画面のようなので、
  意図せぬSSIDになることはなさそうです。
  
  
■ 外出先でテザリングを活用される際には
  ご注意下さいませ。
  
 今日の【まとめ】
 ■ 無線LAN(Wi-Fi)のAPはSSIDで識別される
 ■ SSIDは設定で好きなものに変更可能
 ■ iPhoneのテザリング時は名前の設定に注意
  
  

タイトルとURLをコピーしました