【IT論考β】 ベンチマークからの乖離で自分を客観視する。[#268]

IT

■ 複数の製品があり、かつ特色が異なると
  甲乙付けるのが難しくなります。
  
  評価の仕方は色々とありますが、
  コンピュータの場合には
  「ベンチマークソフト」
  のスコアを参考にすることが
  よくあります。
  
  
  定められた処理を行った結果を
  スコア化することで、
  単一指標で優劣を付けやすく
  してくれるのです。
  
  
  もちろん、スコアリングの仕方に
  よって順位が変わることはあり得るので、
  
  必ずしも実態に即した評価になるとは
  限りません。
  
  
  それでも何も評価軸がないよりは
  はるかにマシなのでITの世界では
  よく使われます。
  
  (もちろん、ベンチマークの
   評価方法も日々進化しています。)
   
   
■ この「ベンチマーク」という語は元々、
  「測量において利用する水準点」
  という意味だったようです。
  
  それが様々な業界に転用されて
  いる模様。

  金融の世界などだと「日経平均」や
  「TOPIX」がベンチマーク指標として
  よく目にしますね。
 
 
  実際、各種の金融商品はそれらよりも
  よいパフォーマンス(利益)を目指して
  いるようなので、
 
  その商品がベンチマーク指標より
  上か?下か?を見るだけでその価値が
  ざっくりとは判断できるわけです。
 
 
■ 人間というのはどうも物事を比較
  したがる傾向があるように思われます。
  
  というよりも絶対評価より相対評価
  のほうが得意といった方がよいかも
  しれません。
  (筆者の感覚ですが…)
  
  
  となると、常に何かしら比較する相手が
  必要になるわけで、
  
  そういったときにはベンチマーク指標
  というのは便利な存在です。
  
  
  何かしらを他者と比べてもいいですし、
  過去の自分(実績)と比べるのも良い
  でしょう。
  
  (誰々より早い/遅い、
   いつもより多い/少ない、などなど、、)
  
  
  パフォーマンスを向上させるためにも
  日々の生活の中にベンチマーク指標を
  探してみるのも一興かもしれません。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ ベンチマークは比較するための基準となる
 ■ 相対評価をするときにはベンチマーク指標は便利
 ■ 日常にベンチマーク指標を探してみては

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