■ 「時間」こそが最も貴重なリソース
であるという主張はこの誌面でも
繰り返し行っております。
その一方で一定程度はお金で
時間の購入は可能だとも説いています。
■ 現代は各種の代行サービスがあるので
雑用的なことの多くは金銭解決可能です。
また、企業のM&Aで見られるように
自らの欲しいリソースを既に持っている
他者(他社)を買うという手も存在します。
結果が出るまでに時間がかかることを
金銭解決するという手法です。
ただ、金銭解決する場合に手に入るのは
あくまで「結果」であることには注意が
必要かもしれません。
たとえば、家事の代行サービスで
家がキレイになったとしても、
当人の家事遂行能力があがることは
あり得ません。
同じように技術を購入したとしても
それらを開発するための試行錯誤や
ノウハウは手に入りません。
言葉を換えると、「結果」という
一度きりの成果は金銭で手に入るものの
「センス」のような体得するのに
時間がかかる要素を購入するのは困難
というわけです。
■ このように考えると、
どのようなことを金銭解決し、
どのようなことは自らの時間を
投下して行うべきかの判断に役立つ
かもしれません。
再現性のある形で体得したいので
あれば、横着せずに自分の時間を
投下すべきということになるでしょう。
今日の【まとめ】
■ 時間は有限だが相当程度は購入可能
■ 金銭解決で手に入るのは「結果」
■ 体得したいことは自分の時間で