【IT論考β】 マルチデバイス、シングルデータがIT活用の鍵。[#279]

IT

■ パソコンやスマートフォン、タブレット
  などネットにつながる端末を複数所持
  している人も多いでしょう。
  
  ゲーム機やKindleなども数えると
  結構な台数になるのではないでしょうか。
  
  
  利用シーンによって使いやすいデバイスは
  異なるので、
  
  複数台所有することはそれなりに
  理にかなっています。
  
  (報告書を作るのにスマホはつらいですが
   外出先でのメールチェックなら便利です)
   
   
  ただ、闇雲に複数端末を所持すると
  管理が煩雑になるだけということもあり得ます。
  
  
■ キモになるのは「データの管理」です。

  利用シーンにあったデバイスを
  使えるように複数所持しても、
  
  データをバラバラに保持していては
  意味がありません。
  
  
  オフィスでパソコンを使って作成した
  ドキュメントを、
  
  外出先でスマホやタブレットで参照
  出来なければデバイスの持ち腐れです、。
  
  
  ITを利用するときの基本原則として
  
  「無意味にデータをコピーしない」
  
  ことがあげられます。
  (バックアップはまた別です)
  
  
  デジタルデータはコピーが簡単ですが
  無造作に複製していくと、
  
  どれがホンモノのデータなのかが
  分からなくなってしまいます。
  
  
  追記するときもどれを触ったらいいか
  分からないですし、
  
  修正点がでるとコピーした数だけ
  手直しの手間が増えます。
  
  
  したがって、データのコピーは
  必要最小限にとどめるのがよいのです。
  
  
  データは一元管理出来るようにするのが
  基本姿勢としては重要です。
 
  
■ この考え方をマルチデバイスな現代に
  あてはめるのならば、
  
  ホンモノのデータはクラウドに置く
  のが基本路線になるでしょうか。
  
  
  そのデータを各種のデバイスから
  参照(あるいは同期)して利用する
  
  というのがこれからのスタンダード
  といえるでしょう。
  
  
  企業によってはクラウドストレージに
  データを置くことを忌避する会社もありますが
  
  徐々にその拒否反応は薄れていくと
  予想されます。
  
  
  巷では「マイナンバー」の管理が
  話題になっていますが、
  
  「自社で管理するのは怖いから
   外部の専門業者に委託する」
   
  という企業も増えています。
  
  
  そのような考え方がデジタルデータ
  一般に適用されるのもそう遠くは
  ないかもしれません。
  
  (お金は大事だからこそ銀行に
   預けるような感覚ですかね?)
  

 今日の【まとめ】
 ■ 一人で複数デバイスを持ち
   利用シーンごとに使い分ける時代
 ■ 肝心なのはデータを一元管理すること
 ■ 大事なデータだからこそクラウドに
   預けるという考え方も

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