【IT論考β】 ますます求められる情報の取捨選択力。[#273]

IT

■ ビッグデータやらIoTやらで
  データ量というのはまさに倍々ゲームで
  増加しています。
  
  それが意味のあるデータならよいのですが
  バイラルメディアで拡散されやすいのは
  
  感情的には刺さるけど人生には大して
  役に立たない情報が大半です、、。
  
  
  まとめサイトは便利ですが、
  適当に上っ面だけまとめてあるモノも多く
  
  結局、原典を当たらないとほんとの
  ところは分からないというケースも散見されます。
  
  
  Google先生やキュレーションサービスが
  がんばってはくれていますが
  
  情報の劣化複製速度はあまりにも早く
  ちょっと選別が追いついていない気もします。
  
  
■ 端的に言えば、

   圧倒的な割合をしめるしょーもない
   情報の中から、
   
   自分に意味のあるものだけを選び出す
   選球眼がますます求められる
   
  時代になりつつあるということです。
  
  
  ネット上に情報を送り出すことが
  あまりにも簡単になった負の側面
  といえるかもしれません。
  
  個人が発信する情報の中にも
  きらりと光るものがあるのは事実ですが
  
  圧倒的大多数の上は
  第三者にはどうでもいい情報です。
  
  
  そういう意味では、「2ちゃんねる」が
  一世を風靡した時代とたいして変わらない
  のです。
  
  当時、だれかが2ちゃんねるのことを
  「便所の落書き」と言っていましたが、
  
  SNSに流れている書き込みも
  そう大差ないような気もします。
  
  (言葉が多少丁寧で、匿名性が薄れている
   だけであって…)
   
   
■ それはつまり、

   うそをうそと見抜けないひとは
   ネットを使いこなすのが難しい
   
  という格言?が今も有効であることを
  示しています。
  
  情報を取捨選択する能力
  (=情報リテラシー)
  の重要性は高まるばかりですね。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 流通する情報量は倍々ゲームで増加中
 ■ それを取捨選択する技術が追いついていない?
 ■ 情報リテラシーの必要性は高まっている
  

タイトルとURLをコピーしました