【IT論考β】 心身を良好な状態に保って良質な思考を。[#254]

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■ 今回は少し抽象的なお話。

  世の中には喜怒哀楽が激しい人も
  いれば非常に温厚な人もいます。
  
  ただ、いずれにしても人間である以上
  感情に波はあるでしょう。
  
  そして、知的プロフェッショナルの
  アウトプットはどうしても感情に
  左右されやすいものです。
  
  
  単純肉体労働であれば、
  たとえ悲しくとも、怒っていても
  
  淡々と定められた通りに作業をすれば
  一定程度のアウトプット(成果)は
  出すことが可能でしょう。
  
  (それが心身によいかは別として…)
  
  
  しかし、知的プロフェッショナルが
  平常心をうしなってはほとんど仕事に
  なりません。
  
  斬新なアイディアを出すことは
  出来ないでしょうし、
  
  種々の制約条件を加味して最適な
  選択肢を選ぶなどというのも
  難しいことになるでしょう。
  
  
  穏やかな心でなければ冷静な判断力を
  もって良質な思考をまわすのは困難
  というわけです。
  
 
■ したがって、知的プロフェッショナルは
  いかにして良質な思考が出来る状態を
  維持し続けるか?
  
  が成果をあげる上で大きなテーマに
  なってきます。
  
  安定した精神状態を手に入れる自己鍛錬も
  もちろん必要でしょうが、
  
  身を置く環境にも目を配る必要があるでしょう。
  
  
  温厚な人でも時に気分を害する出来事は
  おこるわけで、
  
  出来るだけそういう場面に遭遇しないよう
  あらかじめ手を打って置くのが肝要でしょう。
  
  
■ 街を歩いているとイヤホンをして
  音楽などを聴きながら歩いている人を
  見かけますが、
  
  考えようによってはこれも一つの
  自衛手段かもしれません。
  
  
  喧噪の中にいけば一定確率で不愉快な
  音も聞こえてくるわけで、
  
  これを音楽を聴くことでシャットアウト
  するのは防音という観点で効果がありそうです。

  (音楽による精神への好影響も見込めますが)
  
  
■ 考えてみると他にもいろいろと
  打てる対策はありそうですね。
  
  今日の【まとめ】
  ■ 知的プロフェッショナルは平常心が
    良質なアウトプットのカギ
  ■ いかに良質な思考を行える環境を
    維持するかに腐心すべし
  ■ 耳からの情報を音楽などでシャット
    アウトするのも一つの手?

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