■ 前回の
【IT化されているようで、されていない世界?】
https://tech-se.net/blog/2015/09/1850
では、
「クラウドサービスは
小規模事業者には福音か?」
と書きましたが、もう少し掘り下げてみます。
■ 「クラウド」という単語は非常に
抽象的なのですが、この業界にしては珍しく
バズワードで終わらなかった希有な例です。
一般ユーザー(消費者)には
スマホとタブレットが爆発的に普及したことで、
クラウドサービスは日常的なサービスと
なりました。
一方で、
「クラウドにデータをおくなど言語道断」
と考える大企業は多く、
日々進化する便利なクラウドサービスの
利用を禁止している企業も少なくありません。
プライベートではGmailを使い、
DropboxやEvernoteを使いこなしている人でも
会社にいくと旧態依然としたITシステムを
使わざるを得ないというケースは散見されます。
(大企業が旧来のシステムを捨てられない
理由は多々ありますが…)
結果として、資本力のある大企業が
必ずしも先進的で利便性の高いITシステムを
使っているとは限らない時代になりました。
■ 逆に考えると、ここに攻めのIT活用をする
中小・零細企業や個人事業主に
大企業との資金力という差を埋める
チャンスがあると言えるでしょう。
安価なクラウドサービスがある
現代こそチャンスであり、
そんなサービスに大企業が積極的に
踏み出せずにいるという特殊環境なのです。
■ この状況を活かした下克上が起こると
面白いですね。
今日の【まとめ】
■ 一般ユーザー(消費者)には当たり前のクラウドサービス
■ 大企業はクラウドサービスに積極的に踏み出せていない
■ 中小・零細企業や個人事業主に大いなるチャンス