【IT論考β】 IT化されているようで、されていない世界?[#227]

IT

■ こういう二元論的な発想がよいかは別として、
  世の中には、

   「技術的なことに対する」知的好奇心

  を感じる人と感じない人がいるようです。

  カッコ書きした「技術的」の部分に対して
  特に好奇心を抱くのが

   「エンジニア」

  というカテゴリのの人々かもしれません。

  その対象が

   Information Technology

  だと「ITエンジニア」になります。

■  通常、多くの人にとっては

  「技術は手段」

  に過ぎません。
  
  しかし、
  技術的なことに知的好奇心を感じる人には

  「技術が目的」

  になり得るのです。

■ ただ、それは極めて限られた人々であって、

 「で、その技術ってなにがうれしいの?」

  というのが世の中的な関心事です。

  これに答えられないと、
  世の中には普及していきません。

■ そういう意味では、

    IT

  というのは、

  すでにITシステムが大量導入されている
  大規模組織にとっては

   「あまりうれしくない」

  状況になりつつある気がします。

  簡単にITで効率化が行える、
  いわば、メロンの一番美味しい部分を
  食べてしまった状態です。
    
  いまはメロンの皮に近くなっているのです。

■ 一方で、

  個人事業主・零細企業

  レベルだと、

  まだ美味しい部分を食べてない人(法人)も
  多いような気がします。
  
  
  これまではIT投資はイニシャルコストが高く、
  資本力に乏しい小規模事業者には手が出しにくい
  存在だったかもしれません。
  
  
  しかし、クラウドサービス化の波によって
  イニシャルコストを最低限におさえてITに
  手を出すことが可能になりました。

  クラウドサービスに対して及び腰な大企業が
  多い状況を考えると、
  
  これは小規模事業者にとってはチャンスいえるかも
  しれませんね。
  

 今日の【まとめ】
 ■ 重要なのは「その技術の何がおいしいか?」
 ■ ITの美味しい部分は大企業ほど食べてしまっている
 ■ クラウドサービスは小規模事業者には福音か?

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