【IT論考β】 出題者の意図がわかるようになったとき、本当に修得したといえる。[#197]

IT

■ 筆者は、ITに関する知的プロフェッショナルだと
  標榜させていただいておりますが、
  
  IT業界には色々と資格試験があります。
  
  
  メジャーなところだと、経産大臣が認定する
  情報処理技術者試験というがありまして、
  
  筆者も
  
   基本情報技術者
   情報セキュリティスペシャリスト
   ネットワークスペシャリスト
   
  は取得したのですが、いくつか種類が
  あります。
  
  
  知的プロフェッショナルの知識レベルを
  認定する試験は、
  
  国家資格から民間資格まで色々あるので
  何かしらの試験を受ける知的プロフェッショナルは
  多いことでしょう。
  
  
■ ところで、情報処理技術者試験が終わると
  某巨大掲示板では答え合わせが行われ
  
   「あの問題は悪問だ」
   「この回答でもいいんじゃないか?」
   
  などなど、
  ともすると出題者に問題があるかのような
  議論が行われます。
  
  
  以前は、筆者も同じようなことを考えつつ
  眺めていたのですが、
  
  資格を取得してしばらくすると
  それらの多くが的外れであったことに気付かされます。
  
  
  問題というのは何らかの意図があって
  出題されるわけで、
  
  「問題の趣旨」というのが存在しますし、
  そのウラには出題者が問いたかったことが
  あるわけです。
  
  
  その根源的な部分が理解できれば、

    「なぞ出題者はそれを出題したのか?」
   「なぜ今回のような設定が生まれたのか?」

  に思いをめぐらすことができます。
  
  当然、正答にたどり着くのは容易になりますし、
  そこに至るプロセスも自信をもって説明できるように
  なります。
  
  
  もちろん、机上試験という性格上
  悪問が存在することは否定しませんが、
  
  その数は受験生が思うほどには多くないはずです。
  
  
■ 資格を保有していても

   ぎりぎり合格点で取得したのか?
   
   出題者の意図まで分かるようになったのか?
   
  という二つのフェーズがあることになりますね。
  
  
  自らの保有している資格試験の過去問をみて、
  出題者の意図までわかるかを確認してみるのも
  おもしろいかもしれません。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ 知的プロフェッショナルの世界には資格試験が多数
 ■ 理解が深まると出題者の意図までわかるようになる
 ■ 過去問を見て出題者の意図を推定してみるのも一興
  
  

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