■ インターネットとSNSによって
誰もがニュース記者となりうる時代です。
実際、大きな事件・災害の場合には
個人が撮影した写真・動画がネットに掲載されます。
それら、TVなどの既存メディアに
使われることも多いようです。
ネットというメディアの取材力を感じつつ、
とはいえ、
【十三億分の一の男
中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争】
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だったり、
【ドキュメント パナソニック人事抗争史 】
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を読むと、
ネット上に出ている情報はいかに軽薄かを
思い知らされます。
上記はどちらも大規模組織における
権力闘争を描いたノンフィクションです。
■ 長期的かつ多人数への取材が必要になる
ノンフィクションとなると、
まだまだネットではかなわないようです。
この種の話なら情報源に直に接触して
はじめて得られる事も多々あるはずで、
バーチャルな世界からは永遠に到達できない
領域なのかもしれません。
このような情報が高々2千円弱というのは
非常に安いと言えるでしょう。
一方で、ネットの世界ではお金を払っても
これほど密度のある情報は得られません。
■ 知的プロフェッショナルがどういうメディアを
情報源にするべきかは考えないといけないですね。
おそらく、適切な比率で配合することに
なるのでしょうが…。
今日の【まとめ】
■ ネットというメディアの取材力は高い
■ しかし、ノンフィクションが書けるかというと別問題
■ 情報源の選び方というのは考えどころ