【IT論考β】 画面の大きさもさることながら、むしろ解像度が重要。[#103]

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■ 具体例がアップル製品で恐縮ですが、、

 

   iPad Air 2 と iPad mini 3

   MacBook Air 13インチ と 同 11インチ

 

  をそれぞれ比べると、当然ながら

  画面の大きさが違います。

 

 

  ただ、

  片方は画面の大きさが違うだけであるのに対して、

  もう片方はそれ以上の差があります。

 

 

  どういうことかというと、

  「解像度に違いがあるか否か」

  なのです。

 

  iPadのほうはサイズは違えど解像度は同じです。

  一方で、MacBook Airのほうは解像度も違います。

 

 

■ この場合の解像度というのは画素数のことであり、

  すなわち、一画面で表示できる領域の広さのことです。

 

  別な言い方をすると

   ・Yahoo!のトップページが

    どこまで一画面に収まるか?

 

  であり、

   ・Excelの表が一画面でどこまで

    スクロールせずに収まるか?

 

  ということです。

 

 

  つまり、表示できる作業エリアの観点でいえば

 

  たとえディスプレイサイズが違えども

  解像度が同じであればそこまでの差はない

 

  といえるかもしれません。

 

  (もちろんディスプレイサイズが小さければ

   文字の大きさ自体は小さくなりますが)

 

 

■ 最近のテレビには色々な映像入力端子がついており、

  パソコンをつなぐことで、部ディスプレイとして

  使うことも出来るようです。

 

  テレビのディスプレイサイズはパソコン以上に

  多様に見えますが、

 

  フルHDの解像度は

   1920×1080

  なため、

  ほとんどのテレビはこの解像度のディスプレイとして

  機能することになります。

 

  (32型を下回る場合は、1366×768のHD解像度

   のものが多くなります。

 

   また、4Kテレビは除外しています。)

 

 

 

  なにが言いたかったかというと、

 

  画面サイズが大きいからと言って40型超のテレビに

  パソコンをつないでみても、

  おそらく期待したような広い作業領域は現れないですよ、

 

  ということです。

 

 

  逆に、昨今のスマホは非常に高精細なディスプレイなので、

  端末によってはフルHDを実現しているものもあります。

 

  物理的なディスプレイサイズと

  表示領域の目安となる解像度は

 

  必ずしも比例していないことは知っておいても

  よいかもしれませんね。

 

 

 今日の【まとめ】

 ■ ディスプレイサイズが違っても解像度が違うとは限らない

 ■ 表示領域をきめる解像度のほうが作業エリアの広さに影響

 ■ ディスプレイサイズと解像度は比例しない

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