■ 前回はノートパソコンのバッテリーに目を向け、
ある種のUPS標準搭載パソコンだと紹介しました。
今回もそんなノートパソコンのバッテリーに
着目してみます。
■ スマートフォンの普及とともに
「モバイルバッテリー」
も急速な広がりを見せているようです。
量販店の携帯電話アクセサリーコーナー
にはかなりの種類のモバイルバッテリーが並んでいます。
バッテリー容量自体はガラケー時代よりも
増えているのですが、
通信量の増大、画面の大型化、CPUスペックの上昇
などにより消費電力も増える傾向にあります。
そんなスマホをヘビーに使えば、
バッテリーは一日持たずになくなってしまいます。
したがって、外付けのバッテリーとして
モバイルバッテリーの登場となるわけです。
■ 外出先での電源にモバイルバッテリーは役に立ちますが、
バッテリーという存在ゆえ、ある程度かさばります。
(実のところ、現在のモバイル機器のほとんどは
バッテリーの塊のようなモノで、
電子部品の占める体積よりもバッテリー体積のほうが
はるかに大きくなりつつあります…)
したがって、常に携帯するかどうかは悩ましいところです。
また、頻繁に使わない場合は、
自然放電も気になります。
バッテリーは放置しておくと自然放電
してしまう性質があるので、
カバンに入れっぱなしでは、
いざという時に使えない可能性があります。
■ では、バッテリーの塊でもあるノートパソコンを
活用するのはどうでしょうか?
各種の情報によると、
例えばiPhone6・iPhone6 Plusのバッテリー容量は
それぞれ 1810mAh・2915mAh
のようです。
それに対して、
MacBook Air 11インチ・13インチ(2015年モデル)の
バッテリー容量は
それぞれ 5100mAh・7150mAh
のようです。
したがって、MacBook Airに搭載されている
バッテリーからスマホに電源供給をするのも
選択肢としてはアリです。
もちろん、モバイルバッテリーとして電源供給を
行えばバッテリーは早く消費しますし、
電気抵抗・電圧の変換などによる電力ロスもあるので
常用するべき選択肢ではありませんが(^_^;
■ このあたりは、持っているデバイスと
その使用頻度によってケースバイケースですね。
今日の【まとめ】
■ スマホ時代には大容量のバッテリーが必要ゆえ
モバイルバッテリーが普及
■ ノートパソコンのバッテリーをモバイルバッテリー
として利用する手も
■ とはいえ電力ロスもあるので常用するのはツライ