【IT論考β】 Scannable でスキャナがなくても紙を電子化。[#53]

IT

■ 知的プロフェッショナルの神器である
  Evernoteは以前紹介しました。
  
  電子ノートとしてのEvernoteもなかなか
  面白いのですが、
  
  関連するアプリにも有望なものがあるのが
  Evernoteの特徴です。
  
  
■ 最近のスマホは性能のよいカメラを
  搭載しているので、書類を写真として
  撮るのには十分使えます。
  
  そこから先は画像処理の世界で、
  
  いかにスキャンした画像と遜色のない
  仕上がりに出来るかで使い勝手が決まります。
  
  
  カメラで撮る以上、どうしても歪みや
  光源の位置による色ムラが出てしまいます。
  
  写真から書類だけを自動認識して切り出し、
  色ムラなどの処理をしてくれるアプリは
  いくつかあります。
  
  
■ ただ、今回はEvernoteが無料で提供している

  「Scannable」
   https://evernote.com/intl/jp/products/scannable/
  
  を取り上げておきます。
  
  
  iOSアプリなので、基本的にはiPhoneが
  メインのターゲットになります。
  (Androidの方、ごめんなさい)
  
  
  当然、Evernoteとの連携を意識したアプリなので、
  Evernoteとの親和性は高いのですが、
  
  スキャンアプリとして単体で使うことも可能です。
  
  
  Scannableを起動すると、
  自動的に撮影モードに入るので、
  
  紙の書類にiPhone(iPad)をかざすだけで
  自動的に紙の認識・撮影・画像処理までが
  行われます。
  
  処理された画像はEvernoteへの転送はもちろん、
  メールへの添付をしたり、他のアプリへ転送したりと
  出力先は色々と選べます。
  
  
■ 冒頭でも述べたように、スマホをスキャナ化する
  アプリはいくつもあるのですが、
  
  Scannableは起動してカメラをかざすだけという
  手軽さと認識率の良さが魅力です。
  
  
  他のアプリのような画像処理機能のカスタマイズ性や
  編集を行う機能はありませんが、
  その変わり自動的に高精度な認識結果を得ることが
  出来ます。
  
  (各種の処理はEvernote側で行うという
   発想なのでしょう)
  
  
  「iPhoneのカメラで紙を電子化するって
   実際のところ、使えるの?」
   
  と尻込みしている方にぜひチャレンジしてみて
  いただきたいアプリといえます。
  
  
 今日の【まとめ】
 ■ スマホのカメラとアプリを使えば、スマホを
   スキャナ化することも可能
 ■ スマホで書類を電子化するアプリはいろいろ
   あるがScannableもそのひとつ
 ■ お手軽さとEvernoteとの親和性の高さは秀逸

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