■ 知的プロフェッショナルの神器である
Evernoteは以前紹介しました。
電子ノートとしてのEvernoteもなかなか
面白いのですが、
関連するアプリにも有望なものがあるのが
Evernoteの特徴です。
■ 最近のスマホは性能のよいカメラを
搭載しているので、書類を写真として
撮るのには十分使えます。
そこから先は画像処理の世界で、
いかにスキャンした画像と遜色のない
仕上がりに出来るかで使い勝手が決まります。
カメラで撮る以上、どうしても歪みや
光源の位置による色ムラが出てしまいます。
写真から書類だけを自動認識して切り出し、
色ムラなどの処理をしてくれるアプリは
いくつかあります。
■ ただ、今回はEvernoteが無料で提供している
「Scannable」
https://evernote.com/intl/jp/products/scannable/
を取り上げておきます。
iOSアプリなので、基本的にはiPhoneが
メインのターゲットになります。
(Androidの方、ごめんなさい)
当然、Evernoteとの連携を意識したアプリなので、
Evernoteとの親和性は高いのですが、
スキャンアプリとして単体で使うことも可能です。
Scannableを起動すると、
自動的に撮影モードに入るので、
紙の書類にiPhone(iPad)をかざすだけで
自動的に紙の認識・撮影・画像処理までが
行われます。
処理された画像はEvernoteへの転送はもちろん、
メールへの添付をしたり、他のアプリへ転送したりと
出力先は色々と選べます。
■ 冒頭でも述べたように、スマホをスキャナ化する
アプリはいくつもあるのですが、
Scannableは起動してカメラをかざすだけという
手軽さと認識率の良さが魅力です。
他のアプリのような画像処理機能のカスタマイズ性や
編集を行う機能はありませんが、
その変わり自動的に高精度な認識結果を得ることが
出来ます。
(各種の処理はEvernote側で行うという
発想なのでしょう)
「iPhoneのカメラで紙を電子化するって
実際のところ、使えるの?」
と尻込みしている方にぜひチャレンジしてみて
いただきたいアプリといえます。
今日の【まとめ】
■ スマホのカメラとアプリを使えば、スマホを
スキャナ化することも可能
■ スマホで書類を電子化するアプリはいろいろ
あるがScannableもそのひとつ
■ お手軽さとEvernoteとの親和性の高さは秀逸