■ さて引き続き、キーボードのお話です。
昨日、筆者が使っていると紹介した
Happy Hacking Keyboard Pro 日本語配列
の魅力をどこでお伝えしようか悩んでいたところ、
友人である三好さんがBlogにて、
その魅力を語ってくれました。
(ありがとうございます!!)
【 人生をハックするキーボード
Happy Hacking Kyeboard(HHKB) 】
http://www.shin-tan.com/hhkb2type-s
ちなみに、三好さんの使っている
「Type-S 無刻印モデル (英字配列)」
は知る人ぞ知る、最強モデルです。
■ というわけで、安心してキーボードの解説に
はいります(笑)。
キーボードの種類は大まかに言って
・メンブレン
・メカニカル
・静電容量無接点
の三種類に大別されます。
■ 圧倒的に多いのが、
メンブレン
です。
デスクトップパソコンに付属するのは
ほぼ例外なくメンブレンキーボードです。
ノートPCに多いパンタグラフ形状のものや
MacBookなどのアイソレーションキーボードも
構造としてはメンブレンに分類できます。
非常に構造としては簡単で、
キーを押下することで接点がキーボード底面の
回路と電気的に接することで動作します。
耐久性には劣り、値段が安くなるほど、
キーによって感触が違うなどのばらつきがでます。
おおむね、5千円以下で買えます。
■ メカニカルキーボードは少し価格帯があがり、
一万円程度します。
構造としては、キーひとつひとつがスイッチ
になっています。
(押しボタンのようなものです)
したがって、品質は安定していますし
耐久性もあがります。
また、キーを底まで押し込まなくても反応し、
スイッチがキーが戻ろうとする力を吸収するので、
長時間のタイピングでも疲れにくいという利点が
あります。
ドイツのチェリー製スイッチが有名で、
種類毎に軸の色が違うという特徴があります。
(種類によりクリック感に違いがあります)
Majestouchシリーズ
http://www.diatec.co.jp/products/list.php
が有名どころでしょうか。
種類も豊富なので、
キーボードアウトプットが主となる方は
是非とも検討していただきたいところです。
■ さて、さらにお値段があがるのが
静電容量無接点キーボードです。
電荷の変化を利用してキー入力を判別する方法で
その名の通り「無接点」です。
メカニカル同様、底打ちの必要はありません。
信頼性・耐久性が高く、早く打てて疲れにくい
ことから、金融機関やデータセンターなどで
使われています。
この方式のキーボードは東プレ社が製作していますが、
様々なメーカーにOEM供給されています。
Happy Hacking Kyeboard Pro も
OEM供給を受けて静電容量無接点を採用しています。
身近なところでは、
セブン銀行ATMのテンキー
が東プレ製といわれています。
打ち心地が気になる方はセブンイレブンへどうぞ(笑)
東プレ社が販売する Realforce シリーズ
http://www.topre.co.jp/products/elec/keyboards/
は最高峰のキーボードといっても良いでしょう。
最上級を目指す方にオススメの一品です(笑)
■ だいぶ長くなってしまいました、、。
キーボードについては今回で終了し、
入力系シリーズも次回からやっと
(日本語入力)ソフトウェア
に入ります。
今日の【まとめ】
■ キーボードの種類は大別すると
メンブレン、メカニカル、静電容量無接点
の三種類
■ 大半のキーボードはメンブレンだが
品質は値段相応。
■ タイピング量が多いならば、メカニカルは
ぜひとも検討したいところ。
■ 最上級を目指すなら静電容量無接点な
RealforceやHHKproを。