いかにして自分のフィールドに持ち込むか。

ほぼエッセイ

人にはそれぞれ、得意/不得意な分野があります。いいかえれば、自分のフィールドとそうではないフィールドが存在すると言うことです。自分のフィールド(陣地)で戦えば、戦いやすくかつ勝ちやすい一方で、他者のフィールドで戦えばツライ戦いとなり戦績もあまり期待できるものではないでしょう。

となれば、いかにして自分のフィールドに戦いを持ち込むか、というのも一つの処世術です。戦いのフィールドが決まっている場合もあるでしょうが、なんとなくふわふわした状態ということも、ままあります。

そんなときに、自らがイニシアティブをとって、自分のフィールドに話を持ち込んでいけばその後の展開は非常に楽になるでしょう。このように書くと少々あざといような感もありますが、総合的に見れば誰が損をするわけでもありません。

ふわふわした状態でいたずらに時が過ぎてしまったり、だれのフィールドでもないところにボールが落ちてしまうと、結果として何の成果もあがらず皆が不幸になります。もちろん、他にリーダーシップを発揮して自分のフィールドに持ち込む人がいる場合はその限りではなく、そういう場合はお任せするのもよいでしょう。

いずれにせよ、最も成果の上がるフィールドで戦うことが重要でしょう。その意味では戦いを始める前からすでに戦いが始まっている、あるいは実はすでに結果が決まっているなんてこともあるやもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました