やっぱりキャリア(通信会社)がキャリアになる時代。

IT

iPhoneの新機種が発表されました。内容は事前のリーク通りで特段のサプライズもなかったようです。事前の報道通りdocomoからもiPhoneが発売ということで大手キャリア三社ともiPhoneを取り扱うことが決まりました。

さて、そうなるとキャリアはどうなっていくのか?

料金面では、単一の基本料金とデータ低額というおきまりの構成ができあがり、価格差もほとんどない状態です。そして端末も同じでコンテンツも同じとなれば、後はネットワークの品質ということになります。

実際に今回のiPhoneの発表では、docomoが参入するかという点のほかに、既存の2キャリアのもつどの周波数帯・方式に対応するかが焦点でした。KDDIの社長はAppleの発表前に「iPhoneが800Mhz帯(プラチナバンド)に対応すれば断トツで勝てる」と発言していました。iPhone5SはKDDIの800MHz帯に対応するようなので、断トツで勝てるかどうかはともかく、有利な状況にはなるでしょう。
こうなってくると、通信キャリアが恐れていた「土管化」はもはや避けられそうにありません。
やはり、キャリアは文字通り「キャリア」になるのでしょう。

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