精神衛生を良好に保つことの価値。

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筆者がAmazon使いであることは当blogの読者様は周知のことかと思いますが、買い物に限らずいろいろなことをネットで済ませるようにしています。正確に言うと、人を介在させないようにしていると言った方がよいでしょうか。そこには精神衛生を良好に保つという効用もあります。言い換えると「イラッ」とする機会を少なくするということです。

購買行動でいうならば、リアル店舗での買い物では目当ての商品がなかなか見つからない、在庫切れだった、レジがとても混んでいた、接客で不愉快な思いをした、という経験は誰しもあることでしょう。ネット通販でも在庫切れに遭遇することはありますが、店舗まで足を運んで商品がなかったという徒労感に比べればマシです。

もちろん、「ショッピング」そのものを楽しむときは、店員さんとのやりとりも含めての「ショッピング」ともいえるので、リアル店舗に足を運ぶことの意義が消えることはありません。しかし、生活必需品などはネットで済ませるのも一つの手です。

最近は企業や自治体の側もサービス向上やコストカットを目的に、各種の申し込みや手続きがネットで出来るようになりました。こういったものも有効活用するようにしています。問合せなど、イレギュラーなものは、コミュニケーションのすれ違いを防ぐためにも電話や窓口のほうが話が早いですが、手続き・申し込みといった定型的なものは必ずしも間に人を介す必要はないでしょう。

各種の接客や窓口の対応に関する不満がネット上の口コミにも多数あるということは、多くの人がが「イラッ」とした経験があるということでしょう。それらは、サービスを提供する側のクオリティよりも、サービスを受ける側(消費者)の求めるクオリティが高かったということです。常にサービスの提供側のクオリティが高ければよいのですが、それにはコストがかかりますから相応の対価が必要でしょう。筆者がときにグリーン車を利用するのも相応のサービスを受けるには相応の対価を払う必要があると感じるからです。ワンランク上のサービスを受ける対価は安くはないですが、「イラッ」としたことで長時間気分を害すれば自らの生産性を損ないます。

ネットで物事をすませるというのはある意味では手間をこちら側(サービスの受益者)が負担していることになりますが、だとしてもそれで「イラッ」とする回数が減るのであればより有意義な時間を過ごすことが出来るのではないでしょうか。

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