PBを持つネットスーパーの時代か?

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最近の筆者はAmazonで買い物をすることが多いというのはすでにblogでも言及した通りですが、ついにネットスーパーに進出することにしました(笑

 

前回の記事で、これからは「個」の時代になると書きましたが、ネット通販と「個」の時代は相性がよいと考えています。

ネット通販の代名詞的な存在であるAmazonの主力商品は書籍ですが、書籍は必ずしもネット通販との相性が抜群とは思っていません。書籍はリピートして買う商品(消耗品)ではないからです。リアル書店で少し立ち読みをして購入したり、平積みになっているところから選ぶ買い方と、Amazonのようなネット書店でレビューやレコメンドの中から選ぶ買い方では、本を選ぶという観点では前者のほうが現状ではまだすぐれているよう思います。

ただし、本には「重い」という特性があるので何冊も購入する場合には自宅まで届けてくれる通販は魅力的ですし、はじめから買いたい本が決まっている場合は非常に便利です。

 

本の通販は、「重さ」と「指名買い」においてメリットがあり、「リピートしない」という点ではデメリットだと書きました。では、すべて満たすものは?と考えると、日用品や非生鮮食料品が浮かびます。日用品や食料品明らかにリピートして買うタイプの商品です。そして、洗剤やお米・飲料系は重いですし、ティッシュやトイレットペーパーなどかさばるものもあります。また、こういったものはある程度ブランドを決めて買っている消費者も多いのではないでしょうか。こういった商品は、車を持たない単身世帯ではぜひとも自宅に配送してもらいたい商品ですから、通販との親和性は高いはずです。

では、なぜこれまであまり通販が普及しなかったか?要因の一つに「価格」があると考えます。本には再販価格維持制度があるため、どこで買っても同じです。しかし、日用品や食料品はスーパーの目玉商品として期間限定の特価販売の対象になりやすいので、どうしてもネットで買うとどうしても高くなりがちです。したがって、ネットで買うことに多少の躊躇が生まれます。

PB商品がそれを解決するかもしれません。限定特価のNB商品よりは若干高い場合はあるものの、大手スーパーのPB商品は常時低価格で、種類も豊富になっています。そして、PB自体がひとつのブランドとなっているので、今後は特定のPBで「指名買い」というのも出てくるでしょう。実際、筆者は日用品のブランドはある程度固定していますが、特段そのブランドにこだわりがあるというよりは、詰め替え容器によって固定されているとか、安値販売されやすいブランドを買い続けているだけだったりします。したがって、PBでも商品の品質が一定以上に保たれていて「every day law price」であるならば、それでいいと考える筆者のような消費者はそれなりにいるのではないでしょうか。

そのように考えると、ネット通販の市場はまだまだ拡大の余地がありそうです。

 

生鮮食料品をネットで買える時代はくるか?

 

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