走りながら考える。あるいはとりあえず走ってみる。

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現状には満足してはいなけど何をすべきかはわからずに何となく日々を過ごしている、そんな人は世の中には多いのではなかろうかと思うのです。かくいう筆者もそう遠からずといったところなので。では、座ってうんうん考えていたらなにかよい方策が浮かぶのかといったらそうではないでしょう、というのが本日のお話。

(本日は友人M氏との会食中の会話からインスピレーションをいただきました。感謝。)

 

「やる気が出ないから行動に移せない」という話はよくあります。やる気が先か行動が先か、などともいわれますね。結論から言えば、行動が先なのです。少なくとも筆者の経験上はそうです。じっと座っていたら突如やる気がみなぎってきた、などということはありません(記憶の限りでは)。

どうやら科学的にもそれは正しいようです。やる気は脳の側坐核という部分との関連性が非常に高いようなんですが、行動を起こすとこの部分に刺激が与えられやる気が起こるそうです。これを作業興奮というそうです。

確かに、面倒ながらも部屋の掃除を始めてみると気分が乗ってきて大掃除になってしまったなんて経験がある人は多いはず。おそらくこれも作業興奮なのでしょう。

 

より大局的な人生においても同じことだと筆者は考えています。なにか新しいことだったり、新しい道を切り開いていこうというときには、まずは一歩踏み出してみる。行動した結果、もしかすると失敗するかもしれませんが、そこから学ぶモノも多いはずです。もちろん失敗したら再起不能になるような行動は勝算もなく行うべきではありません。最初の一歩の話なので、そんなにリスキーな行動ではないはずです。

「拙速は巧遅に勝る」(元は「巧遅は拙速にしかずby孫子」のようです)という言葉も、まずはやってみることを勧めていると筆者は考えます。ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井さんの著書「一勝九敗」を読めばわかりますが、10回行動して、9回失敗していても1回が大当たりしていればユニクロのようになるわけです。

 

いろいろ行動して試行錯誤するのが一番と言うことでしょうかね。

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