そろそろ古典に回帰すべきだろうか?

未分類

毎週日曜日の夜がAmazonの箱を解体するのが週課(?)になっている筆者です。最近は本以外もAmazonから購入しているのですが、毎週数冊ずつ蔵書が増えているのは事実で、本棚の容量も考えるとどうしたものかと思案中です。

 

首都圏に住んでいた頃は一週間に数回はリアル書店に足を運んでいたのですが、最近は月に1〜2回なのでAmazonのレビューだけで購入を決断することも増えています。近年の出版業界は自転車操業的に本を出版してくるので、次から次へと新刊が出てきます。「1000円台前半のソフトカバー本はコストパフォーマンスが悪い」という筆者の経験則に基づき、なるべきその価格帯は避けているのですが、息抜き的な読書もかねて買ってしまうんですよね。。。

世に存在する書籍の数はどんどん増えているわけですが、私たちが学ぶべきものは同じ勢いで増えているのでしょうか?仮に増えていたとしても、今の出版点数は一人の人間が読破できる量を遙かに凌駕しています。旬な話題だったり、流行の技術などは時代とともに移り変わりますが、人間の本質というのはそこまで簡単に移り変わるのかというと疑問符がつきます。

そう考えると、やはり古典と呼ばれる本に立ち返るべきなのかな、とも思うのです。古典というのは、時間というフィルターにかけられていますから、現代まで読み継がれているということはそれだけ多くの人が評価・共感しているということです。そこでは年代に関わらない本質に出会える確率は非常に高いのではないかと推測できます。情報があふれている現代において時間という人工的には制御不可能なフィルターを使って情報をふるいにかけることは、限られた時間の中で触れるべき情報を見つける有効な手段といえましょう。

経済的に考えても、刊行から時間が経過した本は絶版本でもない限りは中古で安く手に入ったり、文庫化されていたりするので財布にも優しいですからね。

 

と、言ってみたところで一度買った本をなかなか処分できず本棚があふれそうで困っている筆者なのですが…。

タイトルとURLをコピーしました