ITエンジニアが論理的に/ロジックでいろいろ考えてみるblog 進化途中なのでいわゆるβ版。

ファーストサーバ障害について基盤SEが利用者視点で考える。〜クラウド時代のプライバシー〜

さて前回はクラウド時代のバックアップについて考えてみました。基本的な考え方としては、「クラウド側とローカル側にデータ二重持ち」を「自動的に」行うようにするというものでした。幸いにしてそういった仕組みが備わっているサービスがあるのでそれを活用しましょうというお話でした。

 

クラウドに情報を置くという話をすると懸念されるが、情報セキュリティつまりプライバシーの問題です。私企業に自分のプライバシーの含むデータを預けてしまっていいのか?という不安を抱く人はまだ多いのではないでしょうか。これはまじめに考えると非常に難しい問題ではあるのですが、実のところすでに答えは出ています。「いまの便利な生活を享受するにはそのリスクは受け入れざるを得ない」ということです。

Gmailを利用している人は多いでしょうが、Gmailでプライベートなやりとりをしていない人はどれほどいるでしょうか?すべてのメールをGoogle社は保存していますから、それが流出しないという保証はどこにもありません。もちろんGoogle社はそのようなことがないように努力するでしょうが。あるいは、メールの内容がアルゴリズムにより統計処理されて広告に利用されているのは周知の事実です。つまり、すでに好むと好まざるとに関わらずかなりの個人情報をGoogleに提供してしまっているということです。

SNSを利用している場合も同様です。とくに最近ブームになっているfacebookに個人情報を登録し、日々の写真をアップロードして、どこにいったかをチェックインするという行為を行っているユーザは多いはずです。

さらに卑近なところでは、最近は共通化されたポイントカードが流行でTカードやPontaカードなどでポイントをためている人は買い物をするたびに自分の購買行動をカードの発行会社に渡していることになります。逆いうとその個人情報の対価がポイントといってもいいくらいです。企業はそういった情報をマーケティングに利用と意図して情報を取得しているので、すでに個人情報をだれにも渡さずに便利な生活をするのはほとんど無理な時代になっているのです。

 

バックアップはローカルで自分でとり、ネットの登録制のサービスは使わず、日常でも現金決済だけでポイントカードも使わない。そんな生活をすれば個人情報はかなり守られるでしょうが、生活の利便性は大きく損なわれます。したがって、必要なことは闇雲に「個人情報」や「プライバシー」という単語に踊らされるのではなく、どんな情報を相手に渡して利便性を享受しているのかを考え、自分なりに落としどころを見つけるということではないでしょうか。


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