人生をハイパー(マルチ)スレッディングにして1日24時間以上を生きる。

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前にも紹介したこの動画

24時間戦えますか (RegainのCM)

 

人間は睡眠をとらないと死んでしまうので、もちろん24時間戦い続けるのは無理なんですが、その24時間という制約を多少なりとも緩和することはできます。

 

最近のIntel CPUには 「Intel HT (Hyper Threading) Technology」というものが搭載されています。どんな機能かというと、

ハイパースレッディングは、プロセッサの主要部分である実行リソースは二重化せずに、「アーキテクチャステート」と呼ばれる特定部分のみを二重化して処理を行う。これにより、ハイパースレッディングを備えたプロセッサがホスト OS へは「論理的に」2つのプロセッサのふりをすることが可能となり、OS が2つのスレッドやプロセスを同時にスケジューリングすることが可能となる。

出典:ハイパースレッディング・テクノロジー – Wikipedia

というものです。つまり、一つのCPUコアをちょっとした細工をすることで二つにみせるというもの。もっと、ざっくり言ってしまえば1つしかない脳を効率よく使うことで2つのことを同時に処理するということです。

脳が2つあることに等しい「マルチコア」や「マルチCPU」と違って、あくまで実態としての脳は1つなので、実際には処理量は2倍にはならず1.3~1.4倍程度になるのですが、ともかく処理量が増やせるのは事実です。

 

これを人生に応用してみようというのが、本日のテーマです。

どういうことかというと、二つ以上のことを同時並行的にやってみよう、ということです。別な言い方をすれば「徹底的にながら作業」をするということ。人生には、それ自体に重要性はないが削れない時間があります。それを有効活用しようという話です。

代表的なのが移動時間です。移動時間に読書をするとか、音声教材を耳から聞くことで、移動と学習・情報収集を同時にこなす。こういう二つ以上のことを同時にこなせる時間を探してみるのです。

体は拘束されていても、目や耳を使っていない時間というのは案外多いのです。お風呂の時間もそうでしょうし、着替えている時間だったり、掃除をしている時間だったり、果てはトイレの時間だったり。こういう時間に別なことを同時にこなすことで、論理的には24時間以上の時間を過ごしてみるのも不可能ではないでしょう。

ながら作業になるので、100%の集中は得られないでしょうが、擬似的に二つのこと同時並行的にやっているあたりはハイパースレッディングに近いと思うのです。

ちなみに、筆者は移動時間はたいてい耳にイヤホンをしていますが、音楽を聴いていることはほとんどありません。おおかたはPodcastで情報収集していたり、音声教材で耳で勉強しています。

 

もちろん、リラックスする時間も人間には必要なので、すべての時間をハイパースレッディングにする必要はないですし、すべきでもないですが、同じ24時間でより大きな成果を目指すならぜひ検討すべき方法ではないかと。

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