ATMに手数料はくれてやるな! 金融投資する前にやるべきこと。

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昨日は、20代がすべき投資は自己投資だと主張しました。

そうはいってもお金も増やしたいよね。っていう話はあると思います。先行き不透明な時代にそこそこの蓄えも必要でしょうと。そして、あわよくば多少なりとも増やしたいと。

 

金融資産というのは単純なもので、収入という入り口と支出という出口、そして運用による増減の三つしかありません。金融資産を増やしたいのなら、収入を増やすか、支出を減らすか、運用で増やすの三択です。言い換えると、投資による資産運用とう選択肢をとらずとも金融資産は増えうるのです。

収入が増えればもっとも手っ取り早く資産は増えるのですが、世の中そんなに甘くはないので20代がさくっと収入を激増させるような方法はそのへんには転がっているものではありません。副業でも始めれば多少は増えるかもしれないですが。

支出を減らすというのは、いわゆる節約です。節約なんてと侮ることなかれ。資産運用と比べても結構なパワーを持ちうるのです。

資産運用の代表格である定期預金を例にとってみましょう。たとえば、三菱東京UFJ銀行のスーパー定期預金1年に300万円預け入れたとします。このときの金利はわずかに0.03%です。1年後に得られる金利収入は税引き前でも900円です。300万円運用しても年間900円なのです。

その一方で、ATMの時間外手数料やコンビニATM手数料を払っている人も多いのではないでしょうか?時間外手数料だけなら105円、コンビニATMなど提携金融機関のATMの手数料も合わせると210円です。月に一回お金を下ろすときにATM手数料を払っていたら、仮に300万円の定期預金を組んでいても実質的にはマイナスの運用です。

 

もちろん、この手数料は利便性の対価だと考えるのであれば運用益と相殺するのは理にかないません。しかし、利便性を損なうことなくATM手数料を削減することができるのだとしたら?

現在の大手銀行はなんらかの優遇条件を満たすとATM手数料が無料になります。もちろんすべてのATMで手数料を0で引き出すのは無理ですが、かなり多くのATMを無料で使い倒せるようにすることは可能です。

 

というわけで、次回からはメガバンクを中心にATM手数料を無料にする方法を研究していきます。

学生の頃にもこの企画でblogを書いたことはあるのですが、年々制度が変わるので改訂版もかねて連載します。

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