ITエンジニアが論理的に/ロジックでいろいろ考えてみるblog 進化途中なのでいわゆるβ版。

【新人SE応援企画】研修制度が充実している会社はいい会社?!

2012.04.10

よく就活生が気にすることに、「志望企業は研修制度がしっかりしているか」という項目があるようです。そして、それに対して「研修を第一に考える受け身な学生は魅力に感じない」という人事担当者の声なども雑誌等でよく見かけます。今日はそんな研修制度について。

 

研修制度が充実しているということは、それだけ教育に対してコストをかけるという意識があるという点で、学生は魅力的に感じるのでしょう。ところが、それがキャリアにとって長期的にもいいかというとそれはまた別な話なのです。

研修制度の形式はいろいろあるとは思いますが、大企業になるほど社員の数は多くなるのである程度画一的な集合研修の割合が増えることになります。あるいは、最近は教育自体もアウトソーシングされますから研修サービスを提供している会社のメニューで受講することになります。

ここで、重要なのはそういったメニューは個人の能力によって十分にカスタマイズされているとは限らないということです。もちろん、提供する側もそれなりの配慮はしてレベルを分けるなどはしますが、誰がどのような能力を伸ばす必要があって、どのような研修が必要か、といったことが新人研修で行われる会社は希でしょう。

逆に考えると、組織というのはある程度同質な人間がそろってこそ成立します。主義主張もばらばらな人間を組織として束ねて成果を上げていくのは容易ではありません。また、組織にはそれぞれ文化があるので、組織における教育というのはそういった文化への適応といった側面も含みます。したがって、ある程度画一的な人材を輩出するための画一的なメニューが採用されることは致し方ないことなのです。

資本主義におけるビジネスという世界で戦うための基礎を身につけるのが新人研修なのですから。

 

つまり、最初の研修で身につけられるのはビジネスパーソンとしての基礎力でしかありません。5年先、10年先、あるいは30年先にどういう人材になるかを決定づけるものではないのです。より、長期的な視野で考えたときに、目指したいキャリア別にどのような教育を受ける機会が与えられるかがキャリアを考える上ではむしろ重要なのではないでしょうか。


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