mixiの凋落とfecebookの隆盛

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facebookの勢いが止まらないようで。

なんでも、創業者は上場時の持ち株だけで約2兆円の資産になるとか。

もともとfacebookは海外では数年前からかなりの利用者を確保していたようですが、mixiが迷走を続ける中でfacebookが日本市場をも席巻しつつあります。

一時期のmixiはSNS=mixi状態で、猫も杓子もmixiという感じでしたが最近は明らかに向かっている方向が不明瞭。収益も減収と勢いがない。広告収入からゲームのアイテム課金にシフトしたい考えのようだが、そこにはモバゲーやグリーとの戦いが待っているわけで。何年も前から主張していることだが、なぜmixiはあの莫大な個人情報を収益化に結びつけようとしないのか。日々蓄積されていくユーザの個人情報(しかもGoogleが持っていない)こそがmixiが企業として収益をあげるときの強みなのに。ターゲット広告なり、データマイニングしてマーケティングの材料として他の企業に売るなり(実はやってるのかもしれないけど)。googleにデータを流していない、クローズドなSNSの強みを生かせない企業がWebの世界から脱落していくのは必然でしょう。

一方のfacebookは、自らの強みを十分に理解しているように見えます。実名を前提とし、ユーザの経歴や興味・関心を完全に把握した上でターゲット広告を打っている。同じ、ターゲット広告でもGoogleがユーザ個人の経歴や興味・関心をダイレクトには知ることが出来ていないのに対し、facebookではユーザが自らそれらの情報を入力することから、その精度は抜群。

Webの世界でもどんどんアメリカ発のサービスが日本を支配しているように思えます。もはや日本のITに未来はないのか?

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