教養をつけよう。

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ここ1年半ほどは、専門知識の習得ということに執心して、教養を軽んじてきたかもしれません。それは、気軽に本屋にいってTVのザッピングがごとく本を物色する機会がめっきり減ったことと無関係ではなさそうです。

Amazonなどのネット書店は便利ですが、どうしても指名買いになってしまうという欠点があります。確かに、サジェスト機能などで関連した本を提案してくれはするのですが、やはりどこか機械的です。学問同士の有機的なつながりを生んだり、見つけるところにはまだ至らない。

瀧本哲史氏が著書で述べていることには、「あらゆる産業でコモディティ化進んでおり、それには人材も含まれる。」と。そして、「たんなる専門家は今後コモディティ化する」と。
確かに、それは自分の感覚とも一致します。おそらく、自分がSEとしていまのやり方を続けていったとしてたぶん10年は持たない。5年がいいとこではないだろうか。その先に、一段上の世界を目指すならば過去の専門知識をより汎用的な概念へと抽象化することが必要でしょう。そのときの一助となるのが教養なのではないかと今は見ています。おそらくこれも「無用の用」

やはり外に出て書店で本を選ぶことも大事ですね。

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